10月2日鍼灸学術講座を開催しました

平成28年10月2日(日)13:00~15:00 ホテルフジタ奈良(葵の間)において、一般社団法人奈良県鍼灸師会主催の鍼灸学術講座として、
「第1部:講演、東洋医学メンタルヘルスケア・中国伝統文化にみる体と心」
「第2部:鍼灸実技講習、八掛陣法頭皮鍼」
と題する学術公開講座を開催いたしました。

本講座では、王 財源氏(関西医療大学大学院教授)を指導講師としてお迎えし、「光輝く鍼灸は美しい」をテーマに第1部では講演を、第2部では実技実践講習を実施しました。

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本講座には、一般参加の医療関係者(医師、歯科医師、薬剤師、医療機関学校教師、学生等)、及び当会の会員を併せて30名のご参加をいただきました。

本講座は、2部構成で行われました。

第1部では、中国伝統文化に基づく「黄帝内経」の「気」の思想、また「体」と「心」の病因病機など、中国伝統文化にみる「からだ」と「こころ」の淵源から、鍼灸治療の基本概念のご講演をいただきました。

第2部では、鍼灸実技講習中国伝統文化に基づく「気」の思想を中心に、中国鍼を用いて「からだ」と「こころ」へのアプローチ実技講習実践(頭皮鍼)方法をご指導いただきました。
八掛陣法頭皮鍼を拝見させていただきましての方法は、ストレスが原因で発生する円形脱毛症に対しても有効性があると云う、大変興味深い実技実践を拝見できました。

実技

講師の先生におかれましては、大変有意義なお話を頂き、心より感謝申し上げます。

また、講座の開設と運営にご協力をいただいた医療関係者の方々及びホテルフジタ奈良様に厚く御礼を申し上げます。

これを機に鍼灸学の一層の振興に努めたく思います。(担当部署学術部)

集合写真


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