11月15日鍼灸学術講座報告
2015年11月15日(日)13:00~16:00生駒市立病院7階(講堂・交流センター)
一般社団法人奈良県鍼灸師会主催:鍼灸学術講座
「第1部:筋収縮の生理筋痛・筋硬結への鍼治療」
「第2部:中国伝統医療文化における鍼灸学」学術講習会を開催いたしました。
『未来につながる鍼灸の可能性「学」と「技能」』をテーマに、第1講座:鍋田智之 氏(森ノ宮医療大学教授)第2講座:王 財源 氏(関西医療大学教授)2名の講師の先生により学術講習会を実施しました。
本講座には、一般参加者医療関係(医師、歯科医師、薬剤師、医療関係学校教師、理学療法士、看護師、学生等)当会員関係者合わせて33名様ご参加いただきました。
本講座は、2部構成で行われました。
第1部では、学校で学んだ生理学、筋収縮のメカニズム、筋硬結や圧痛点の解説を交えながら、わかりやすく講演を頂きました。
第2部では、中国伝統文化に基づく、丹田思想による不老長寿、気功にみる「気」の思想、医食同源みる薬膳、また、「美」と「美貌」の発展要因など、伝統医療文化形成の淵源からの大変興味深い講演を頂きました。
講師の先生におかれましては、有意義なお話を頂き、心より感謝申し上げます。
また、講座開設の機会を提供して頂いた生駒市立病院並びに院長様をはじめ、医療関係者の方々に厚く御礼申し上げます。
これを機に鍼灸学の一層の振興に努めたく思います。(担当部署学術部)